時速188km 投稿動画で逮捕

昼のニュースでも動画入りでやってたな。
スピード違反で捕まった、ということについて以外のポイントを整理してみた。
1.42歳
この人バイクとスピードが好きなんでしょうね。
ちょうどバブルの頃が20歳くらい。
あの頃はクルマもバイクもハイパワーなものが次々に発売されて…。
東モが幕張に移転してとんでもない入場者を記録した。
いい時代でした。
この時代を生きた人は今でもマニアが多い。
2.42歳
厄年ってこういうモノ。
今までと同じことをしているのに何故か厄年ではダメと言われたり失敗したりする。
これを読んでいる多くのネットの住人はまだ男の大厄には達していないでしょう。
その時になると「厄年だ、しょうがねえなあ」なんてコメントが書けなくなりますよ。
3.スズキ隼
wikで調べてみた。
1999年に発売された。
そして最大の特徴として挙げられたのが、当時量産市販車では最速である
ホンダ・CBR1100XXスーパーブラックバードの持つ最高速度300km/hを
超える性能を純正状態で可能にした事であった。
2001年にヨーロッパ市場で、これ以上の最高速競争は危険と判断され速度規制の動きが起こり、
その沈静化として2輪業界は2001年モデルより最高速を300Km/h未満に抑えるスピードリミッターの
装備という自主規制を発表、以降発売されるすべての二輪車に規制を開始した。
とある。
実際の性能はエンジンは1300cc175ps、最高速312/ゼロヨン9.9
07モデルからは1340cc197ps、334/9.7
世界最速のバイクなのである。
ちなみに今回の事件の時速188kmだが、データだと0→200km/h 7.9秒(3速ギア)
とのことなので普通に80km程度で走っていれば3秒程度で到達したであろう。
4.和歌山の現場
TVニュースのロケでみるかぎり結構山の中である。
高速道路じゃあるまいしそんなにスピードが出せるものかと思ったが
このバイクの性能からすれば決して不可能ではないようである。
ちなみに伝統あるバイクレースにイギリスマン島レースがある。
島の中の田舎道がサーキットになるわけだが、市販車クラスでも
200kmオーバーであることからも、実現可能なスピードである。
5.若者のクルマ離れ
一昔前なら「スゲー」というコメントがたくさんつきそうだが
今回は「ばかみたい」が大半を占める。
今の人たちはこういうモノに興味ないのだなあとつくづく思った。
6.スピードへのあこがれ
私が学生の時は最高速90km/hの軽自動車に乗っていた。
高性能なクルマに憧れたものだった。
カー雑誌に面白い記事があった。
高速道路の脇から市販のスピードガンで速い車を測定しようという企画。
まだ、R32GTRが出る前の時代である。
深夜の東関道某所では当時最速のロータリーターボやソアラが170km前後と記憶している。
それより速いのは、ポルシェやベンツなど。
そのほとんどが外交官ナンバーだったそうである。
この企画を知ってか、県警はここにRX7やコスモのパトカーを導入。
250kmオーバーのポルシェを捕まえたという伝説がある。
25年前の話である。