津波警報の中…1300人がサーフィン

良いではないか。
本人たちが望んでやっていること。
法律に違反していないなら何をやってもよいと大人が教えてきたではないか。
本来はルールやマナー、道徳心が世の中の中心にあるものだが
学校でも人権だの体罰だのセクハラなどと親もマイコミも法律を
振り回して教育のうちの大きな部分を失った。
そんな中で育った人たちの代表の一部がサーフィンを楽しんでいる。
注意をすれば権利や自由を主張するだろうし
腕ずくで引っ張れば暴力だ体罰だとさわぐだろう。
従って、好きにさせるしかないのである。
マスコミや多くの人は批判する立場ではない。
もう一つ。
結局誰も死ななかった。
つまり津波情報は信用に値しなかった。
この考え方は間違っているのだが、事実ではある。
またの機会にまたまた津波を甘く見た人たちが波にのまれて命を落とすだろう。
そんな経験をすると次は気を付けるようになるだろう。
痛い目に合わなければわからないこともある。
日本では津波被害は十数年に一度の割合なのでなかなか経験が
いかされぬまま今回のように忘れ去られてしまう。
かの寺田寅彦はこのことを「災害は忘れた頃にやって来る」と残した。