500系は消えたが300系も


初代ののぞみとして活躍した300系も700系の出現とともに
こだま運用に格下げになった。
とは言っても、300系がこだま運用になったおかげで、すなわち100系がなくなったおかげで
東海道でののぞみ増発が可能となリ現在の姿がある。
どんなにのぞみが速くても前を走るこだまが線路上にいては速度は制限される。
こだまが高速で逃げて駅で退避してくれるからこそのぞみが高速で運行できるのだ。
その300系もいよいよ寿命が近づいている。
東海道内ではフレキシブルな運用を目指すため全ての編成が16連で定員も座席配置も同じ。
従って最後の時まで16連が見られるのが幸いだ。
編成の構造上8連などにできないそうなので西日本への転用もなくそのまま消える運命。
たまにひかりとして駅を高速で駆け抜ける姿をみるとぐっとくる。
この春は400系の廃止ラストランも決まっている。
なんだか0系が消えてからものすごく早足で世代交代が進んでいる気がする。
オールドファンには寂しい限りである。