まだいた! 113系


旅行に行くとローカル線で意外な車両に出くわす。
今回の茨城の旅行で利根川を渡ってきたのは113系であった。
それこそ私の生まれた頃のデビューである。
東京駅の地上ホームから東海道線と仲良く同じ線路を走っていた。
東海色とスカ色とどちらが好きかとマニアの間では話題にしたものだ。
その後1000番代が地下駅から発着するようになる。
この1000番代がカッコ悪い。
ヘッドライトが小さくなってしまったのだ。
私は165系や初期の113系のデッカイヘッドライトが特に好きである。
横須賀線と総武線が直通運転するようになり総武線快速も15連になる。
さらにシックで良かったグリーン車がいつの間にか無粋なステンレスの二階建てに。
なんて思っているうちにみるみる113系は消えて行き、都内近郊では消え物になった。
と、旅行中に短い編成でゴトゴトと利根川を渡っているのを見てジーンと来た。