ハマーがエコカー

アメリカでの公聴会は、政治家たちのパフォーマンスショーの
色合いが強いことを以前にも書いた。
しかしながら、アメリカ人全員がマスコミに踊らされているわけではない。
トヨタ公聴会の前にトヨタに対する措置は公平なものかという論議もあったそうだ。
また、一般市民も「トヨタはけしからん」だけではなく「政治的な意図を感じる」という意見も紹介された。
アメリカが変わっていると言えばそれまでなのだが昨日の朝日新聞は切り口が変わっていた。
ハマーがエコカーに認定されたとの話だ。
日本ではエルグランドやアルファード、クラウンやレクサスなど
2トン以上3.5L以上の車種がエコカー割引を受けられるとなっているが
普通に考えればおかしい話だ。
それが1Lで5kmぐらいしか走らないどう転んでも大食いのハマーが
エコカー割引の対象となったことにアメリカ人が驚いたらしい。
アメリカの議員が感情的にトヨタをバッシングしていることが奇異に見えるが
外国からハマーをエコカーと言う日本のお役人や政治家を見ると
奇異と言うよりは頭がおかしい、常識はずれに映っているのではないか。