不正アクセスで小6女児を補導

女児は「コインの増やし方を教える」などとゲーム内のチャットで持ちかけ、IDとパスワードを入手。
自宅パソコンでゲームにアクセスし、キャラクターが所有するアイテム(服3点、約二千円相当)を自分の物にしていた。

          • -

先日、22時前後のバラエティで中国のネット中毒、ネット廃人の
ネタを再現VTRをまじえてやっていたな。
韓国でも社会問題になっているそうだが、基本はネットゲーム。
数年前に友人に頼まれてお宅に伺うと、ネットゲームにハマった
高校生の息子を何とかして欲しい、との話だった。
これだけ多くの人が中毒になるくらいだから面白いものなのだろうが
生活を破綻させてまでやろうとするのは問題がある。
まして、生活の基盤を親に依存している学生生徒が
中毒になるというのはやはり本末転倒だな。
自立心、理性が少ない子供にゲーム機やパソコンを買い与えるというのは
与える大人のほうに作為さえ感じる。
「そんなもの与えたらだめになるだろう!!」と言いたくなる。
不思議なものでそういうダメになりそうな子供をもつ親ほど買い与える。
そういう親だから子どもがダメになってしまうのか。
卵が先かニワトリが先かの理屈になってしまうが。
一部の中毒患者を除いてはみんな適度に楽しんでいるわけで
ゲームを責めるのは間違っている。
一部の私立学校では生徒全員にノートパソコンを買わせて
学校の活動で使用させているとのこと。
これまで紙に頼っていたお知らせなどのプリント類はなくなるし
座席の位置によって見にくかったビデオや黒板の図表も
パソコン画面で平等に見ることができる。
もちろん、基本操作やネットのマナーなども日常で指導できる。
こういう環境が無いのに、子供の希望だけでパソコンや携帯を買い与えても
バカな子供ほど(大人も)マイナスにしか働かない。
残念ながら与える親の方にもそういう知識もマナーも無いのだから
実はどうしようも無いのが実情である。
もっと深刻な社会問題にならなければ行政は動かないだろう。

227280