アイアンマン

B級アクションとしては面白かった。
背景にアメリカが抱えている中東での戦争がある。
それをうまいこと兵器会社として結びつけている。
イデアは突拍子もないのだがなかなかスムーズに話をつなげている。
バットマンのような社会に対する無情を感じる。
ところどころにお色気やギャグを散りばめていたり
特撮が優れているだけでなく、兵器や航空機やクルマなど細かいところも
CGをうまく使ってマニアに対してもアピールしている。
腕時計はなぜかブルガリだったな。
折角せっせと話を積み上げてきたのに、後半になると
いきなり部下が会社を乗っとるためにスンナリとアイアンマンスーツを
作ってしまうところが納得できないな。
お約束の格闘シーン、大きさやパワーが圧倒されているのに
スンナリ勝利してしまうというのもなんだかなあ。
敵は戦争とかゲリラとかもっと有機的な方が盛り上がったのではないか。