心が疲れた時に見るレクター博士

ハンニバル・レクターの名前を知っているだろうか。
一番最初は「羊たちの沈黙」であった。
ホラーとしては最初のアカデミー賞を受賞している。
アンソニー・ホプキンスの当たり役となった。
彼は後にもいくつかに主演しているが(最速のインディアンなど)
羊たちの沈黙を見てしまったあとではどれも物足りないと感じてしまう。
知性と狂気という相反するパーソナリティを見事に演じている。
その後に続編と思われる「ハンニバル」、
さらにプロローグ編と思われる「レッド・ドラゴン」がある。
先週末、うっかりその「レッド・ドラゴン」を再生してしまった。
あとはひたすら2時間見入ってしまった。
これらの作品は冒頭、すこしでも見てはいけない。
途中で中断する勇気も行動力も持ち合わせてはいない。
殺人鬼のレクター博士の映画をこよなく愛する私はやはりおかしいのであろうか。