12.08にパールハーバーを観る

昨日も日米開戦の話を書いたが。
真珠湾攻撃の文字を見ると妙に観たくなる映画がパールハーバーである。
ストーリーは有名な真珠湾攻撃とあまり有名ではない1942年のドゥリットル空襲を主題。
ドゥリットル空襲とは、真珠湾攻撃の報復としてルーズベルトの肝入りで
1942年4月18日に、アメリカ軍が航空母艦に搭載した陸軍の爆撃機によって行った
日本本土に対する空襲である。名称は空襲の指揮官の名前に由来する。
映画はイケメンと美人のラブストーリーもからめて進んでいく。
3時間はちょっと長いな。恋物語はなくてもいいかと思うのは私だけか。
80分を過ぎたあたりからいよいよ真珠湾攻撃開始。
低空で進入してくる艦載機がリアルである。
私はもともと行き過ぎたCGは嫌いなのだがこういう歴史的な史実の映像化は大賛成。
資料を見ると零式艦上戦闘機78機、九九式艦上爆撃機129機、九七式艦上攻撃機143機とある。
この映画はアカデミーの音響を取っている。
それぞれの機体のエンジン音がちゃんと違うのである。
アクションシーンは映像も音声もとにかくリアルである。
零式の野太いエンジン音は一度聞くべきだと思った。(本物を聞いたことはないが)
大戦では日本は被害者のスタンスであるが、もとをただせばアジアやアメリカに対して
ずいぶん加害者になっていることがわかる。


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