イーグルアイ

スピルバーグのアクションサスペンス。
他のHPのコメントを見ると評価が高い。
どんなものかと見ることにした。
個人的にはB級アクション、☆3つと評価した。
いろいろ各場面でのつっこみどころを書きたいのだが
その辺はさすがスピルバーグ。たくさんあるのである。
一本の映画にこれだけつめ込められるのは彼ならではか。
1.まったく普通の若者が大きな事件に巻き込まれる。
2.相手はテロリスト。
3.相手はサイバーで何でもできる。
4.カーアクション
5.FBI捜査官
6.空軍
7.最新コンピューターシステムの反乱
8.家族との確執
9.親子愛
10.脇役によい役者を配置している。
と、B級アクションの要素をほぼ網羅している。
それもどのシーンもどこかで見たことのある構成である。
例えばエネミー…、2001年…、などなど話題になった映画。
スピルバーグはこれだけベタな題材だけでも立派に映画を作れると言わんばかり。
最初からそれが目的のようにも見える。
さらにカーチェイスシーンもほとんどCGを使わずリアリティを大切にしている。
そういう意味で画面が洗練されていて動きが速いのに見やすい。
高度な能力のクリエーターがB級アクションを作るとこうなると言いたいのか。