100円でも売れない…自販機不況

自販機の売上依存度が90%と高いダイドードリンコの今年の販売状況のデータ。
10月までのデータ(本数ベース)ではコーヒー飲料は6%減、お茶は10%減、果汁飲料は16%減、
機能性飲料も14%減と、炭酸を除いてすべてマイナス。売上ベースではもっと落ちているだろう。
 一方、お茶が看板商品の伊藤園でも、2009年4月期の業態別売上高は、
スーパーが前年比4.0%増、コンビニは同1.5%増なのに、自販機は同4.2%減と足を引っ張る。
同社は総売上高に占める自販機販売比率が17.7%と低いのが幸いしている。
さらにトップシェアのコカコーラでも、開示資料によれば、2009年第3四半期の自販機販売は前年比8.3%減。
省エネ、エコを推進する私や同志にとっては喜ばしいニュースである。
商店街や公共機関に設置しているならよいのだが住宅地でも野中の一本道にも置かれている。
全てが冷蔵、温蔵していて24時間ウイーンと動いている。
この電気代だけでも月に5万円とか10万円になるそうだ。
どんなに利益が出たとしてもエネルギーをたれ流しているのに代わりはない。
その経費のために原料代数円、原価20円程度の飲み物が100〜150円で売られている。
それを金持ちがガンガン買いまくっている。
特に中高生の金持ちぶりはたいしたものだ。
学校内でもいつも紙パックやペットのジュースやお茶を持って歩いている。
幼児のおしゃぶりみたいなものだな。
貧乏な我が家はこの10年自販機で飲料を購入したなんて10本以下だな。
出かけるときはペットボトルに麦茶を入れて出かける。
2日以上の旅行では仕方なくコンビニに入って紙パックの1リットルの99円のお茶をペットボトル2本に
とりわけて旅行を続行する。
宿では部屋のお茶をさましてペットボトルへ。
ディスカウント店でケース売りで飲料を買うときだって500mlのベトボトル40円以上なら買わない。
(つまりほとんど買うことはない)
我が家のペットボトルも大半が会合や実家からもらったものである。
無駄遣いをしたくない人、お金を貯めたい人、
貯めたお金で欲しかったブルーレイレコーダーを買いたい人は決して自販機にコインを入れない。
環境に悪いペットボトルもできるだけ買わない。