『新春かくし芸大会』が47年で終わる

TV番組、バラエティ番組で一番手間ひまかかっていた番組ではなかろうか。
堺のようにヒマなタレントなら練習時間も取れるだろうが
人気タレントになるとコントにしても何にしても練習から収録まで
相当な時間がかかったと思われる。
さらにドラマやコントのセット、脚本や打ち合わせなど密度の高い番組と思っている。
特にドリフやクレージーが現役の時代の完成度は猛烈に高かった。
それに今は大御所の人気アイドルが加わり黄金時代を形成していた。
ところがバブル以降はその大御所が徐々に欠けていき
歩兵だった堺がメインに持ち上げられ出したところで
老人会の隠し芸大会(よーく考えたら文字通り)になってしまった。
まさに栄枯盛衰である。
私も小学生の頃は楽しみにしていたが、高校生ぐらいになったら見なくなった。
総集編も興味はあるけど…見ないだろうなあ。