地方交付税「抜本見直し」地方の箱物

宮崎県庁や大阪府庁の建物を見た。
とても古くて風格がある。
逆の見方をすれば長いことずっと使っているということ。
地元に大企業の本社や人気のテーマパークでもあれば別だが
基本的に地方にそれほどの財源などあるわけがない。
なのに職員給与はそれなりの水準であるのが不思議だ。
さらに、かなり地方の市町村の庁舎がやたら立派なのにびっくりする。
特に沖縄の離島に行くとその贅沢さにびっくりさせられる。
農作物や観光収入が私の想像を絶するのであれば納得できるがそうではないだろう。
地方の行政が円滑に動くようにするための交付税なら多くの国民は納得するだろうが
分不相応な箱物や特定の地元業者への利益誘導のために使われるとすれば納得できない。
某宮崎県知事も某大阪府知事も就任直後はまずウミを出すことからはじめた。
織田裕二君の「県庁の星」とは言わないが地方の行政も国から落ちてくる
多額の血税をアテにしてずいぶん適当な使い方をしているようである。
地方だから…とは言わないが、過剰な設備やデザインの箱物がある市町村は
それなりの監査と交付税の減額対象にすべきである。
夕張や倉敷のような悲劇(不祥事)を許してはならない。