昨日の読売新聞の中程のページにバイクとエコという記事。
現在では軽自動車でも1トン近くある。
クルマ社会だとばかりに猫も杓子もクルマで移動する。
これも昔から言われてきたことだが、今、外を走っているクルマで
1名乗車がどのくらいいるか。9割以上だろう。
荷物を運ぶという使用をのぞいたそのほとんどが大きなボディと空気を運んでいる。
人間一人と手荷物100kg運ぶのに本当に1トンも2トンも大きなボディが必要なのだろうか。
乗用車の8割が原付バイクで事足りる気がする。
私はここでもことあるごとにバイクの有用性を支持してきた。
ところがバイクは金にならない。
これはメーカーも政府も同じ意見だ。
したがって本来せまい道の多いこの日本でバイクは極めて走りにくい道路事情だ。
また、古くからあぶない、うるさいと親や学校などで悪者扱い。
本来日本のお家芸であったバイク工業も今や第三国に抜かれている。
ちょっと走るのに300万円のクルマなどいらない。15万円のバイクで十分。
スクーターで30km/L、スーパーカブなら40km/L以上走る。
本来、もう少しバイクに優しい道路、税制、教育を行っていれば
かなりの部分のCO2問題や無駄な道路問題など片づいていたのではないか。
雨はイヤだ、寒い日はイヤだ、などと贅沢を言っていられるほど日本には資源が多くない。
雪国などの特殊事情をのぞいてはもっとバイクの効用を考えるべき。
今、バイクに乗る人の大半がアウトローな感じ。
我が家の前の道を抜け道として通るバイクの大半がマフラーを改造してうるさい。
まともな神経のヤツはバイクには乗らないという風潮である。
バイク乗りとしてはこれは悲しい。
蛇足
最近は静かなHVやEVにわざわざ音を出す装置をつけるそうである。
だったらアホがやってるマフラー改造も合法、社会的に正しいということかな。