晴れの国、岡山の新米


私の著書、ブログのとある読者とひょんなことから親交が生まれた。
ご実家が岡山の米作農家だそうである。
無類の炭水化物マニアの私が飛びつかないわけがない。
昨年、銀行振り込みして玄米を送っていただいた。
これがとんでもなくうまいのである。
地元でも良い米を作る農家として有名だとか。
乾燥に関してもこだわりがあるそうだ。写真参照

毎年、新潟へいっておにぎり食べてくる。
新潟の上品な味わいの米とは違う。
なんとも素朴なもっちりしたちからわざのおいしさの米である。
正直、岡山の米がおいしいなどとはまったく知らなかった。
ところが西日本の人には比較的有名らしい。
もともと瀬戸内海沿岸は小雨の気候である。(小学校の社会で習う)
ゆえに、もっちりした良質の米ができるらしい。
それでも、農家によって出来不出来はあるそうだ。
農協に卸した米は基本的に混ぜられてしまうため、
こうした良心的な農家の苦労が薄められてしまうのが悔しいそうだ。
私のように良質な米が混ぜられることなく食べられるというのは幸運なのである。
半月前にスーパーで新米シールの貼ってある米を購入した。
確かに古米よりは明らかにうまいのだがビミョーに混ぜられている気がする。
真面目に流通販売している米もあるのだろうが、一部の不心得者によって米の価値を下げ
そのため米離れが進んでしまったのは日本人にとって不幸なことである。