旭山動物園 夏期200万人割れ

一匹飼うのでもあれだけの手間とお金がかかる。
動物園ともなればどれだけなのか計り知れない。
数百円の入場料など募金の範囲にすぎないな。
どこの動物園も経営に四苦八苦しているなかモデルケースとなったのが
最北の地、北海道での小さな動物園である。
マスコミに大々的に取り上げられてわが世の春を謳歌しているように思えた。
が、大衆は薄情である。
いろいろな理由はあるのだろうが、行かなくなったのである。
東京近辺に住んでいる私らでもそう簡単に行こうかという感じではない。
遠いのである。金もかかるのである。
長崎にしても遠いテーマパークはつぶれるのである。
旭山がここまで客を増やしたのはたいしたものである。
が、いつまでも続かないのがこういう仕事のつらいところである。
もし、上野や東山が同じ施設を作ってしまえば旭山に向かう人が
激減するのも目に見えている。
というわけでバブルははじける、栄枯盛衰、諸行無常である。