VW新型ゴルフGTI、試乗


休日があっても金もなければ友人もいない。
映画を見るのも飽きたので午後自動車を見に出かける。
今日はVW販売店、新型になったゴルフGTIの試乗。
以前に新型ゴルフ1.4Lは試乗していた。
2.0LのGTIの出来には興味があった。
乗り込むとシートがバケットが強くなりタイトな座り心地だ。
私がデブなせいか尻の落ち着きがイマイチ。
ハンドルもややいびつな形でGTレースカーのようだ。
走り出すとターボが効き出すまでは微妙なトルクである。
最近の国産車は2千回転ぐらいで異常にトルクがでるがVWはそんな不自然な味付けはしない。
自然なトルク感でターボパワーが乗っかる感じ。
以前にパサードのターボに乗ったときもターボであることがわからなかった。
VW伝統の味付けである。
乗り味は当然1.4シリーズよりは硬めであるが上品である。
シートが硬めの方が気になる。
コーナリングは極めて常識的なおとなしい感じでそれほどクイックではない。
が、ハンドルの動きに忠実にクルマの向きが変わるしロールもでない。
峠を攻めようという気が起きない、この辺はGTIの味。あくまでもゴルフである。
オプションで18インチが選べるそうだが純正の17インチのバランスがよい。
とにかく先代よりエンジン、DSG、サス、ボデイ、内装の全てにおいて進化している。
国産2Lクラスにライバルは皆無の状態である。
クオリティが高いのは良いのだが380万円はちょっと高すぎだなあ。