ホンダ新型ステップワゴン

初代の売れたモデルのコンセプトに戻ったようである。
ボクシィなスタイルになった。
これまでの低重心の話は何だったのであろうか。
答えは簡単。こういうバスみたいなクルマを好む人にメカニックや
走行性能の話などは無用だったということだ。
それでもぺったんこのオデッセイはそこそこヒットしている。
なかには走りも…と思う人もいるのだろうがステップワゴンを買う層はいない。
そういう人はホンダにもストリームという車種があるし。
というわけで最大公約数の形にしたら一番売れている日産のライバル車と酷似した。
工業デザインとはしばしばこういうことがある。
コメントの中には日産のOEMと書いた人もいた。
室内がちょっと広い以外は特筆すべき点も無いだろう。
2Lのミニバンで14km/Lの数値は立派ではあるが。
CM、パンフレットにウルトラ兄弟が写っている。
明らかにターゲットが絞り込めた感じだ。
それを無邪気に喜ぶ子供がいる世帯、と、無邪気に受け入れる世代のお父さんがいる世帯。
ウルトラを受け入れる最上年齢のお父さんは50歳前後、これでは子供が大きすぎる。
最下年齢層がターゲットかな、30代後半と見た。
晩婚化が進んでいるのでそんなものだろうか。
オバカなお父さん向けにゴテゴテ装備のスパーダというグレードがある。
いろいろ無用な装備やパーツをつけまくってホンダF1復帰のために貢献してください。