消費者庁移転するにも6億円

それにしてもなんとももったいない話である。
つっこみどころ満載のニュースである。
無駄１
そもそも消費者庁という役所がいきなりできたことが無駄。
だいたい役人が喜んで新しいことをはじめたり作ったりするときは
ほぼ100%無駄なときである。
有益な話の時は「前例がありません」とかいってけっ飛ばすはず。
無駄２
中曽根や橋本の時代から省庁をスリムにしようと併合や民営化を進めたはず。
ということは霞ヶ関にもその分のスペースがあるはず。
そこに入れば何も高い賃料払うことはない。
なのに自分たちの権益や天下り先にしか興味ないものだから逆に肥大化している。
そもそもキャパが無いこと自体が無駄。無いのに新しく役所を作ろうとしたからもっと無駄。
無駄３
もともと予算がどれだけ付いたかはわからないがものすごく高い家賃の
物件を借りられたと言うことは予算そのものが無駄だった。
無駄に予算が付いたから無駄に高価なものが借りられた。
無駄４
入札、選考の時になぜ高額な物件が選ばれたのか。
金があったと同時に強い力が働いたと考えるのが普通。
そうでなければできるだけ安い物件を選ぶのがもっと普通。
○○から近いからなんて言うのは自分の家を選ぶときの発想だ。
無駄５
借り換えをするのにまたまた数億円かかるから無駄だ、と言う話だが
毎年8億円も払うのであれば1億円安い物件に引っ越せば6年で元が取れるとは
考えないのであろうか。
無駄６
ついでに今の高額な物件を選考した人たちから責任をとって給料の一部を移転費に返納してもらうべき。
お役人や議員もちゃんと金銭的に責任をとらせる前例を作れば
こういう無駄と批判されるのが明らかな行為はやらなくなるだろう。
地方の行政や公共機関は一部を除いてぽろっちい建物でガマンしているのだよ。
私の職場はエアコンもない。
夏はうちわと扇風機で仕事をしている。