昨日の朝日新聞より

写真にある滝はなんと砂防ダムだそうである。
新潟県十日町、釜川、田代の七ツ釜。
もともと天然記念物の名勝だったそうだが大雨でながされてしまった。
その後の河川整備で砂防ダムを景観にとけ込ませるという技術とプロジェクト。
これを味気ないとするか、よいことだとするかは意見が分かれる。
当然のことだが費用も余計にかかる。
さすが朝日新聞と言うか、オチが用意してあった。
愛媛県石鎚山山頂や宮城県松島の奇岩も補修がされていてこの技術が使われている。
自然の形を残すためにこのような人工岩の技術が使われている。
環境右派は補修している、人工物であることを明記すべきと言うそうだ。
私たちの周りに手つかずの自然などほとんど無いとも考えられる。
そう考えてこの写真を見るとディズニーランドのアトラクションを思い出す。
最近は都市部の小河川を大改造して遊歩道や水遊びができる空間というのが流行っている。
コンクリートで作った擬似自然をみるとちょっと悲しくなる。
自然の良さも怖さもわからない人たちはもっと悲しい。
昨日、池に親子ではまって死亡するという事故があった。
この池は立ち入り禁止で周りにネットの作まで張り巡らせてある。
自然は危険なのだそうである。
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