上野駅公園口と京浜東北E233

上野もだいぶかわった。
浅草口のすすけた建物はいつの間にかきれいな建物に変わり
駅ナカもおしゃれな飲食店が並んでいた。
駅の構造自体はほとんど変わっていないのでガードしたから入って
広いコンコースの突き当たりに地上ホームがある。
昔は列車の看板がぶら下がっている独特の風景があったが今は電光掲示になってしまった。
上野だけは昭和の風景を一部でも残すべきだったのではないか。
公園口周辺は今も昔もそれほど変わらない。
相変わらず改札は狭く、出るとすぐに横断歩道で、人の流れが滞る。
御徒町方面に歩くと細い下り坂の歩道が線路際に続く。
この風景は昭和のままだ。
写真の高架やホームもさびが浮いた鉄骨むきだし。
103系でも走ってくればまさに昭和だが実際は最新型のE233である。
このような鉄骨むき出しの構造物は山手線田町〜巣鴨の区間や
総武中央線の山手線内側で見ることができる。
駅舎はきれいになった東京や有楽町でもガード下を歩くと結構古い鉄橋など見られる。
鉄道はこういう構造物を見ても長持ちするエコな乗り物である。