シュワルツネガー、コマンドー

1985年の(日本公開は1986年)ヒット映画だ。
本日WOWOWにてオンエア。思わず観てしまった。
前年ターミネーターで人気が出たシュワちゃんの主演第一作と言っていいだろう。
コテコテの設定、娘が人質、ガン、カーアクション、火薬たっぷりと
全てがハリウッドのB級アクションそのものだが、
シュワちゃんのお人柄が名作にしてしまった。
前半で「I'll be back!」というセリフは笑えた。
その他にも気の利いた捨てセリフが随所に飛び出し、コメディの一面もある。
 この当時てっきりシリーズ化すると思っていたが単発だった。
シュワちゃんの映画の原点がここにある。
コメディ路線としては『ツインズ』『キンダガートン・コップ』へ続く。
そして「ラストアクションヒーロー」でこの路線が完結する。
ただのアクションスターに収まらない彼の奥深さを感じる。
スタローンがロッキーやランボーを復活させたように
シュワちゃんにもこの線で復活を期待している。