「円天」事件、何かに似ている

毎日ニュースをにぎわしている「円天」事件、
波じいさんのコメントが興味深い。
「国が私についてくる」のようなセリフ。
悪いことをした認識がないとのことだ。
これは社保庁とよく似ている。
会員からあとで必ず儲かるからと甘いセリフで勧誘して
集めた金で好き勝手に使ってしまい
資金繰りが厳しくなると会員からの返済にも応じなくなり
最後に破綻していく。
円天と社保庁の違いは破綻しても誰かが助けてくれるかくれないかということ。
裏を返せばあとは変わらない。
片方は詐欺容疑であげるのであれば、もう片方も法的に巨額詐欺、
もしくは背任で片っ端からあげるべきだろうが
そうならないように公務員は守られているのがちょっとずるいな。
三権分立は責任の所在をうやむやにするよいシステムである。
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被害者救済というがこういう簡単な詐欺にひっかかる被害者と
通り魔や強盗の被害者と同格に扱うのはいかがなものか。
欲に目がくらんで多額の余剰金を取られるのと、何の罪も落ち度もないのに
犯罪に巻き込まれるのとは意味が違う。
年利30%も儲かるなんて夢のような話があるわけはない。
あったにしても2回目は無い。
そんなことは何十年か大人として社会生活をしていれば分かることだ。