東芝がPC春モデル発表、SSDの採用加速

東芝が春モデル発表、SSDの採用加速の記事を見た。
デスクトップとノートとは本来明確な差別がなされるべきだったが
置き場所の問題や配線不要の便利さやファッション性などの理由で
ノートPCがもてはやされている。
確かに一般家庭では使わないときによけておける強みは大きいか。
拙著にも書いたのだが、本来ノートはモバイルが使用目的である。
したがって大きさやバッテリー駆動などの条件があるため
CPUの消費電力や放熱に制限がある。
家庭で使うのであればバッテリーは必要ないのに。
ある程度使い込んだノートはすでにバッテリーが寿命を迎えていて
ほとんどの人がACケーブルを持ってコンセントを探す。
この時点でノートの利点を半分放棄している。
最近はノートにもデュアルコアが搭載されて、処理できるデータの範囲も
大いに広がった。動画もストレス無い。
と、次に問題なのがHDDの記憶容量。
せっかく処理能力が上がったのにスペースの問題でHDDは300Gあたりが限界。
結局、外付けのHDDをつなぐなどモバイル機能がまたまたスポイルされる。
話がだいぶそれたが
去年からの5万円パソコンの台頭は本来のノートPCのあるべき姿を再認識させた。
デスクトップとは違う利用の仕方を明確にしている。
中身ももっとモバイルにすべきと考えればSSDである。
Flash Solid State Driveが正式名称。
早い話がデジカメのカードやUSBメモリも同じ仲間。
容量あたりの単価はまだ高いが100Gクラスも実用化されてHDDの代換えが進む。
ノートにしてみればショックに強く低消費電力、アクセススピードも速いSSDは理想である。
家庭用ノートにとってはどうでも良い話ではあるが、09年はPCにとって大きな変わり目になるか。