医師の資質、読売新聞より

本日の読売新聞一面のコラムは医師についてだった。
医師不足に対応して医学部の門戸を広げるとのことだが
どのように広げるべきかの提言があった。
医学部入試では数学物理が必修になっているようだが
実際に医師になるため、もしくはなってから必要なのは
生物化学、心理学、社会(法律、政治経済、倫理)ではないかと。
また、学士に対してももっと勉強しやすくすべきではないかというもの。
教職でも最近はそういう風潮があって
大学の新卒を採るという例が減って、一度社会に出たり、
非常勤として経験を積んでから採用する例が増えている。
医師は大学、大学病院の医局というかなり限られた狭い範囲で
社会人になるため、どこかの総理大臣も言っていた例にあてはまる人も多いようだ。
医師は基礎知識、進歩に対する対応研究、患者との精神的な接触、
個々の症状に対して対応する判断力、病院経営という経済的な知識など
必要な素養は広範囲に及ぶ。
医学の進歩、医療の充実、人材確保の意味でも門戸の広げ方に熟考して欲しい。
官僚の人事にようにはして欲しくないな。
TVドラマで見る限り大学医局は派閥とコネの社会みたいに表現されているが
本当なのかなあ。