心寂しい日本人はお祭りごとが好きだ。
出身、信仰に関係なく全ての祭りを楽しもうとする。
もともと祭りというのは地域の産業の祈願などがあってのこと。
ところがその本質はなくなり人が集まってどんちゃん騒ぎのみを
興じている実態がある。
田舎で農業をしていた農民はひろい田畑を数人で切り盛りしていた。
だから年に何度の人が集まるお祭りを楽しみにしていたわけだ。
しかしながら私たちはよほど農業のような限定された地域、職業以外は
多くの人の中で働いているので人混みを愛しいとは思わないはず。
ところがことあるごとに、わざわざ人混みに向かって進む。
まるで虫が街灯に集まるように。
毎日がお祭りのような華やかな芸能人であれば、
せめて休みの時ぐらいは静かに…と思ってしまうのが大間違い。
大挙してハワイに集合するそうだ。
いっしょに芸能記者たちもお伴している。
ひどいときはＴＶクルーといっしょにハワイの休日とかで
一本番組を撮っている人もいる。
露出の必要な二流以下の芸能人ならバカンスと露出が両方満たされるということか。
あとは性格もあるのだろう。
所さんのように沖縄のはずれに別荘を買って引っ込んでしまうタイプ。
一度入ってしまえば露出は全くない。
そういう意味では休みになると(休みにまで)騒ぎたいと思うのは
普段よほど心寂しい人恋しいのだろうな。
(普段満たされている社会人などいるわけないかあ)
どんなに人混みにいったって心寂しさは解消されるわけないのに。
そんなことは都会の人間はみんな知っている。(ハズ！？)
