デジカメの選び方5

一部の人だけ好評シリーズ。
本日のポイント
●画像エンジン●
主に発色の話です。
人物を撮影して出来を評価するとき、必ず顔を見ます。
女性の場合、暗かったり、土色だったりするとがっかりします。
基本的に女性の肌は明るい肌色が基本です。
ところが実際の撮影場所が木陰だったり建物の中なら
理論的に白いものは白く映りません。
白いものが白く見えるのは白い光を規定以上当てたときだからです。
ですから本当は蛍光灯や白熱灯の下では違う色に写るはず。
これを色かぶりといいます。
ところがなぜか肌色に写るのはホワイトバランスを勝手にしているからです。
しかしながら白というのは人によって感じ方が違っていて
人の肌の場合は少し赤みというか黄色というか、かかっている方が
自然に見えます。
また、雪や氷はすこし青みかかっている方が自然に見えます。
こういうのを色温度と言って自分の好みに調整できます。
これは液晶モニタやTVにも設定する項目があります。
このように色の表示というのはかくも見る人の感覚に依存している
曖昧なものなのです。
カメラの開発にはどのような色の設定にするかが大問題。
それがカメラの癖、性能になるわけです。
基準となるのは自分の感性のみ。
しかしながら購入して自分で使ってみないことには善し悪しが
分からないというのが難点ですね。
カメラ雑誌の製品レポートを何度も読むのが基本でしょうか。
家電店の店の中でいじらせてくれるのですが、先ほども書いたように
店内は蛍光灯の光のみなので正確な発色が測れないです。
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