マドリード空港でスパンエア機が炎上、約145人死亡

pasokonryoku2008-08-21

事故機JK5022便(MD82型機)は
70年代設計の機体である。
古くはダグラスDC9として売られていた。
70年当時TDAは地方便しか認められていなかったため
地方空港でも飛べると選定されたのがDC9だった。
73年に就航している。
後にダグラス社はマクドネル社と合併して
マクドネルダグラス社となったため機種名もMDと
87年頃に変更された。
このときのDC9−80シリーズが今回の事故機と対応する。
TDAが購入したのは84年発注となっている
MD81型(発注当時DC9−81)である。
このことから考えると事故機は25年ぐらい飛んでいることになる。
機体の古さは事故とは直接関係ないはずだが
古いだけに整備がどの程度厳密になされていたかが気になる。
写真はこのシリーズでは最も新しいMD90である。
伊丹で撮影した。