北島バンザイ、内村バンザイ

有言実行の北島康介、すばらしかった!!
体操の内村航平、すばらしかった!!
体操をみていてつくづく思うのが人間はあんなにくるくると
まわったり、飛び跳ねたりできると言うこと。
機械仕掛けのおもちゃのようでもある。
その上タフな精神力まで併せ持っていて
ミスを乗り越えての栄光である。
見ている人誰もが感動した。
一度でいいからあんなすばらしい演技を間近でみたいものだ。
ところがそういう機会をメディアは与えてくれない。
体操の国内大会などNHKeで年に数回やればいい方。
民放など皆無である。
バレーボールだって国際大会の時のみアイドルグループやタレントを
餌にして、大量の告知をして放送局とスポンサーとのタイアップで
ようやくTVでみることができるのみ。
スポーツの感動は莫大な広告費の上にしか成り立たないのは悲しい。
メダル獲得のダイジェストシーンを朝から深夜までひたすらたれ流し
感動を押し売りする姿勢はいかがなものか。
それ以外の無名の選手は数秒の映像ならまし、
文字のみで予選落ち、というのも悲しい。
国内ではトップクラスの選手ばかりである。
勝てば官軍、メダルが取れなければ意味がない、数字がとれない、
広告収入がとれない、というまったくスポーツとは離れた
ところに報道があるように感じる。
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それを受け入れている多くの視聴者にも責任がある。
が、
物価高騰、暗いニュースばかりの世の中、
会社では出世も昇給も人間関係もイマイチ。
奥さんも家事や子育て、パートに追われ
子供は勉強も運動も特に優れているわけもなく
ゲームや携帯に夢中…という家庭において
「やったー、勝ったー、よくやったー」
という場面はほとんど無い。
そんなストレスをメダル獲得シーンで紛らわしているのかもしれない。
感動とバカ騒ぎを混同しているオリンピック報道(バラエティ??)
をみるとやけに悲しくなってしまうのは私だけか。