活字離れ 吹き替え版が増える

外国映画の字幕版か吹き替え版かという記事。
封切り映画でも半数が吹き替え版で上映とのこと。
自称映画通と公言する私はずっと字幕版を選択してきた。
ところがDVDの普及で音声選択ができるようになると
吹き替え版を選択することが多くなった。
もちろん画面に集中できることが一番の理由。
以前に有名評論家が言っていたのが
「吹き替えはセリフのノーカット版」
限られた文字数ではどうしても言葉を削る必要があるそうだ。
また、ゼメキスやルーカスの様に画面の細部にまでこだわる
映画の場合字幕がじゃまになることがある。
映画館だけでなく自宅でも大画面で見る機会がふえると
映像と字幕を一度に見ることができない。
20インチまでの小さい画面なら問題ないのだが
我が家も100インチプロジェクターを導入しているため
視線の移動で疲れてしまうのが難点。
ところが逆に字幕版を選択することもある。
一つは好きな俳優が出演の時。一度はオリジナル音声で。
もう一つの理由はサラウンド音声の選択である。
我が家はDTS音声の再生も可能なのだが、この場合
字幕版しか選択肢がない。
TVのスピーカや数万円で買えるサラウンドシステムではわからない
膨大、クリアな音声情報が入っているのである。
こういうときは仕方なく(?!)字幕版で楽しむ。
私の好きなAVPシリーズがDTS音声対応になっていないのが
今ひとつ納得していない。
古いエイリアンシリーズのリマスター版はDTS対応なのに!!