知人から電話があって、
家でほこりをかぶっている古いオーディオ機器を処分したい
とのこと。
早速高速道をとばして駆けつける。
文字通りほこりをかぶっていた。
1980年ごろと思われるアンプ、スピーカなどが鎮座していた。
金属部分は腐食していたり、接続ケーブルも使えそうも無いほど。
とりあえずほこりだけ払って持ち帰る。
一番かさばるスピーカを見てびっくり。
ウーファのエッジが無い。
激しく動く部分のうえポリウレタンでできているため、
経年劣化してぼろぼろに変質してしまう。
だいたい10年が目安である。
当然音は出ない。(厳密に言えば出ることは出るが…)
以前、メインで使っているスピーカのエッジが腐食して
ネットで調べると埼玉音研という業者がヒットした。
スピーカのエッジ修理をしてくれる会社である。
1ユニット1〜2万円で修理してくれる。
当然この金額に見合うグレード以上のスピーカが望ましい。
今回のスピーカはビクターのZEROシリーズ。
当時の定価で1本3〜4万円。修理に出すには割が合わない。
いよいよ廃棄かというところで暇つぶしにDIYで
応急処置してみようと思い立つ。
ネット上ではそのやり方を書いたものもあるがいかにもプロっぽい
仕上がりのものでかなりのスキルを要する。
私はホームセンターに行きポリウレタンのシートを購入。300円。
これを帯状にきってユニットの本体とコーンの隙間を埋めるように
接着剤で貼っていった。
動く部分なので余裕を持たせるようにはっていく。
見た目は相当悪いがとりあえず音は出た。
あまりに見た目が悪いため写真のアップは見送ることにした。