仕事の帰り道にレクサスの前を通ると噂のＩＳＦが並んでいました。
なじみの営業マンがいるので声をかけました。
「今なら試乗してもいいですよ」
と５ＬＶ８エンジンをかけてくれました。
4本出しのエキゾーストから低い音でエンジンがかかります。
相当いい音です。
やや狭いコックピットに座ります。
白い皮を使ったバケットシートです。
速度計は300km/hまで目盛りが切ってあります。
「パドルシフトで試してみてください。」との助言。
道路に出るとアクセルを軽く踏んでも回転が上がりません。
国産車のようにアクセルを軽く踏むとすぐ吹け上がるセッティングではない。
ぐっと踏み込むとフワーンとエンジンが静かにうなってタコと速度計の
針が上昇をはじめます。
3千あたりから背中を押されるような加速が待っています。
8速までありますが100km/hまで3速ぐらいまでしか使わないでしょうね。
スポーツ走行をするにはレスポンスが今ひとつ。
街乗りには快適です。特にサスのセッティングが良い。
高級車なりの静かさ、重厚な安定感もあります。
乗りだし800万円以上。
私のインプレッサＷＲＸが2台買ってもまだ足りない金額。
ＧＴＲの出現が無ければ国産最速の称号が与えられたでしょう。
