カーボンオフセット

またまたフジテレビのニュースから。
カーボンオフセットというのは、排出した二酸化炭素
間接的な方法で相殺するという考え方。
本来は植林などがその方法であるが
風力発電バイオマスなどに投資することで完結されると言う。
ニュースでは1泊の会社の温泉旅行でバスや旅館で排出される
二酸化炭素を金額にすると1万円弱なので参加人数で割ると
三百円台になる。
「この程度で済むのなら大いに結構」という結論なのだが
何かがおかしい。
まず、参加者はお金を払うだけである。
これこそアメリカ型の経済理論。
アメリカ、日本、後を追う中国、インド、ブラジルはこれと同じで
全て金、金、金。
お金を払えば二酸化炭素を出したことにならないという考え方が
すでにおかしい。
つまりお金を持っている人はどんなに排出してもOKと言うことになる。
本末転倒。
アメリカ型の考え方では地球は救えない。

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こうご期待。