ブルーレイ勝利企画 昭和の名機 YAMAHA NS-1000M

pasokonryoku2008-02-22

1974年(昭和49年)画期的なスピーカが発売された。
ヤマハの1000モニターです
黒い塗装、ベリリウムをツイータとミッドレンジに使うなど
全く新しいフォーマットでした。
その上、低音から高音域までよどみのない再生音には
オーディオマニアをうならせました。
折しもオーディオブームの絶頂期。
すぐにスタンダードとなりました。
当時中学生だった私には1本108000円という金額は気が遠くなるもの。
それでも電器店に行ってはいつかは1000Mと言い聞かせ
せっせと貯金に励みました。
なんと高校生の時に中古を発見。バイト代をふりしぼり
15万円で購入しました。
それから10年間私の部屋で、音楽を再生し続けました。
昭和の名機もCDの出現にはついて行けませんでした。
デジタル音声を1000Mで聴くとナローレンジを露呈しました。
買い取り屋に持って行きましたがそこそこの金額で
引き取ってもらえました。
今でもたまに1000Mの写真や話を聞くと10代の多感な時期を
思い出して胸がキュンとなります。