ヘキサゴンのオバカの功罪

pasokonryoku2008-01-16

格差社会といわれますが最近あまり聞かれなくなったのが
学力格差、学歴社会という言葉です。
絶対に存在しているのですが、あまり話題にしません。
所得格差にはあれだけヒステリックに叫ぶマスコミも
学力格差には興味がないようです。
有名大学をお出になった賢いマスコミ関係者は
視聴者がみんなバカに見えるのでしょうね。
それを逆手にとった番組がヘキサゴンでした。
島田紳助が簡単な問題に答えられないタレントをこき下ろしています。
ところが番組が当たることで変化が生じました。
バカタレントはバカのままでいなければならなくなったのです。
確かに学校の歴史や化学の問題はすぐに答えられないにしても
あれだけ毎週、何時間もクイズ番組収録をしていれば
少しは頭に入ってしまいます。
すると、新聞やニュース、雑誌などの関連の記事などが目にとまるようになり
ますます頭に入ります。
ところがバカキャラでお仕事をもらっている手前、放送作家が台本に書いた
面白い答えをいわなければなりません。

ところが、あの番組を見た小中高校生が「バカでもいいんだ」と誤解をしています。
バカほど誤解が激しいです。
そうでなくてもほとんど家で勉強しないのに、テスト前も勉強しなくなりました。
テレビのタレントさんはあれでお金をもらっている、才能や能力のある人たちです。
生徒諸君、今のオバカのままでは誰も仕事もお金もくれません。
2学期に担任からリーチといわれた諸君、赤点とった諸君、
今のうちに少しは勉強しないと3月にえらいことになりますぞ。

大人の皆さんは今のうちにパソコンの基礎勉強を。
『ぱそこん力をつけよう!』白鳥詠士著好評発売中。アマゾンか書店で注文を。