新型コロナ5類に

コロナ5類に、という総理大臣トップダウンの話としてどこもトップのニュースとして報道。
専門家や評論家の意見はどうかと、いろいろ見ていた。
その1 感染者数
減ったのではなくて見えていないだけ。指標とするなら、最近ニュースで取り上げられている死者数だろう。逆算すれば増えていると考えるべき。
その2 タイミング
これまでの周期で考えると春先に減っていくのではないか。そのタイミングで5類にするなら批判も少ないか。
その3 5類にするなら
多くの有識者が言っていることだが、ただ格下げするというのではなく、格下げしても大丈夫ですという施策を提示できていない。あの首相の発言では決まりました、という報告でしかない。
その4 お金の話
5類になっても、医療費やワクチンは国費でナントカします、というようなお笑い芸人が「安心してください」と言うようなもの。どこまでもお金のことしか頭にないらしい。
その5 時期
春先と言うことだが、下げるというなら今でいいではないか。なんで下げると言ってから3ヶ月も置いておくのか。
その6 順番
死者、重症者がほぼ老人に限られてきた。労働世代はかかっても軽い。マスクの規制も緩めてもいいのではないか。5類に下げてもいいのではないか。そうしたら旅行補助のキャンペーンでもするか。というのが順番ではないのか。すべて逆である。
その7 外国との比較
イギリスなどは2年前くらいから、大幅な規制緩和ウインブルドンを見てもマスクしている人がいない。日本では「あれはひどい。緩和が早すぎる。」と誰もが思ったものだが結局今の状況を見ると日本とイギリスは大差ない。
その8 自己責任 自己防衛
飲み屋やカラオケをコロナ前に戻せばいい。室内でもマスク無しでいい。マスクが嫌なら外せばいい。ただし、私はコロナにかかりたくない。だからそんな無法地帯には当分行かないし、不特定の人が集まるところではマスクもするだろう。
規制がないというのはそういうことだ。
金の亡者たちは多少の犠牲は仕方がないと思っているのだろうけど、私はそんな奴らのために人柱にはなりたくないのである。

コロナに複数回かかった隊員に

コロナにかかった隊員に「あなた、馬鹿ですか」…海上自衛隊エリート幹部が“異例の解任”
というヤフーニュース。
記事を見ると、パワハラ発言だけでなく、「定年後の再任用上申書を海自本部に提出してもらえなかったそうです」とある。
ここで触れたのが「コロナを理由に賃金や待遇で“差別”することは不適切な対応」というハラスメント、とある。
けしからん、という論調なんだけど、国を守るべき人、直接人を助けるような仕事の人がそう気軽にコロナ感染は流石に周囲も困るだろう。私の職場でも一人ならなんとかやりくりできるが2人となると人のやりくりがパンクする。どこの職場でもそんなに余裕のある人事などされていない。まして、自衛官、医師、警官、教員のような人たちが何度も気軽に感染というのはいかがなものだろうか。スーパーだって接客業はリモートというわけにはいかない。
この上官の気持は同種の管理職ならよく分かるのではないか。パワハラギリギリの発言でスッキリするか、人事評価で悪い点数をつけてスッキリするか、という選択肢しかないな。あまりにも露骨にやるとこのようにすっぱ抜かれてしまう。
「私はコロナに何度もかかります」という人を雇ってくれる会社があればいいけどね。

もう一つ、最近好きになったひろゆき氏のネタ。(いまさら?!)
「娯楽として私立に行くことを税金で払う必要ない」と断言! 東京都が私立中学の学費助成へ疑問というヤフーニュース。
私は私学の出身、家は貧乏だったので両親がフルタイムで必死こいて学費を稼いでくれた。だからあのとき少しでも助成があれば両親は助かったのでないかと思うのだが。
もう一つの見方としては「経済力がないのなら私学にいかなければよい」という真っ当な考え。公立で頑張らせればいいということだ。頑張ることができないのなら私学か公立かという問題ではなくなるだろうし。
お金がある人にお金を配ってどうする、という考え方は古い。お金のある人を優遇したほうが経済は回るのである。彼が私学の進学を「娯楽」と切り捨てたところに真意があるのではないか。

関東で連続3人組強盗

関東で連続して3人組の強盗事件が発生している。
手口が荒っぽくスマートな強盗とはいい難い。被害者も老人が多く大物ではない。自衛官が関与しているというニュースを見たが、さて同一犯なのか、複合的な事件なのか。
今日の被害者はものすごく老齢。その家の画像が出た。ベンツなど外車が4台も並んでいる豪邸だそうだ。外車(特にベンツ)を並べて置くというのは成金趣味、いかにも小金持ちの行動パターンだな。(ベンツファンの皆さんごめんなさい)
少なくとも近所の人や犯人はそう思っているわけで。強盗犯に狙われたくなければ、もう少し考えなければならない。

話は変わるが
ニュースで防犯カメラが、というのをよく見るが、そもそも店内に売上金をおいておくというのがなんとも。泥棒さんに「どうぞ」と言っているようなものだ。
昭和の話だが私が学生時代にアルバイトしていたお店で泥棒事件発生。レジをこじ開けられ釣り銭を盗難された。レジの買い替えや壊された鍵や扉の被害総額は釣り銭よりも大きかった。その後、閉店後レジを閉めたあとはレジのトレイを出しっぱなしにする。お金はすべて社長が持って帰る、というのがスタンダードになった。
40年も経って、売上金などを店内においておくという経営者の神経のほうが異質に思う。

立派な豪邸、高級車、お庭があるなどは、「お金がありますよ」と公表しているようなもの。さらに、家族のお金の使い方、金銭感覚も自然に外に漏れている。強盗の標的になる。
私も自宅の駐車場にWRXstiやハイラックスやGRヤリスなど300万円以上の高級車(私にとって)を飾ってあったが、金持ちとはちょっと違う。ただのマニア。それに強盗にとって500万円以下のクルマは高級車とは思わないか。ベンツやBMWが世界最高と言うのは確かだけど、それを並べて置くというのはマニアとか車好きとは思われない、豪華な庭園や豪邸もそんな感じ。被害者に落ち度があるとすれば、強盗に狙われやすい生活パターン、趣味ということになるのかな。

キッチンに24インチテレビ

キッチンに置いてある20インチのシャープアクオス
食事はキッチンの小さいテーブルでしている。当然夕食もここで酒を飲みながら。
実はここで過ごす時間が一番長い。その証拠にリモコンの反応しないボタンがいくつもある。
我が家の家訓  毎日使うものはお金をかけてもいい
dボタンの反応が悪くなったところで限界、買い替えることにした。
今度はレグザ24インチにした。コミコミ3万円以下である。
決めては価格、さらに国産メーカー、さらにyoutubeが見られる。
レグザは我が家にすでに寝室に32インチがある。こちらも付属のリモコンは使えなくなり、市販のリモコンにしている。10年に近いだろうか。レグザを選んだ理由は価格のみ。安かった。

昨夜、再配達でテレビが到着。
古いホコリだらけの20インチアクオスをどかして、24インチレグザを設置する。
まずBcasカードを差し込む。最近のTVはみんなこんなに小さくなったのか。
次にアンテナケーブルを差し込む。電源を繋いで設置完了。おっと、地震対策の針金も忘れず裏側につなぐ。
リモコンで電源を入れる。チャンネル、住所設定。NHKが映った。次にBS、接続していないのでパス。次にWIFI設定。SSIDを選択してパスコードを入力。わかりにくいリモコンでの入力に意外に時間がかかる。無事、接続完了。youtubeも一発でつながった。ちょうど8時ごろ、全チャンネルつまんねえ番組ばかり。youtubeを楽しんだ。一番多く見るのは「スーツくん」かな。ただ、彼の番組はCMが入りすぎ。人気のユーチューバーは広告収入のために仕方がない。
今日も18時ごろ帰宅してから3時間近く視聴。我が家で一番長く使っている家電かもしれない。

【スマホはどこまで脳を壊すか】ヤフーニュース

夕刻のニュースでもビミョーな触り方で報道していた。とにかく高校生以上の99%(すでに脳が溶けてしまった人を除く)が所有、相当数が依存状態にあるスマホを否定すれば総攻撃を受ける。テレビではゆる~く報道していたが。
ことは深刻である。
まともじゃない人が以上に増えている、気がする。このスマホ依存と裏返しの状況が100年前に東京で起きた。関東大震災後の朝鮮人の迫害である。大都市での大震災のショックがパニックになり、情報不足からの噂だけによる朝鮮人への攻撃となったとある。
全く違う話なんだけど、何故か今のスマホ文化と相通じる物があると考えている。つまりドメスティックなスマホの情報に(基本はネットなんだけど)人々が翻弄している。
さらに、お国はご丁寧にもスマホを持つべきではないと思われていた子どもたちにPCを配っている。これでほぼ決定だな。脳が壊れる前に視力がダメになる。小さい平面の画面のみを見ているため遠近感がなくなり、ボール遊びができない。
と、偉そうに書いている私の休日は、ネットの画面かテレビの画面で8時間以上である。仕事でもPCを使うが、仕事の基本は接客なのでまあアナログの仕事の部類かな。

夫婦げんかで灯油まき放火 息子死亡

久々のツッコミどころ満載のニュースである。
人が死んでいるので、茶化さないで分析してみたい。

その1 夫婦げんかで灯油をまくか
ノータリンの夫婦が大喧嘩したということはなんとなくわかる。こういう人種はカーっとなるとものを投げたり蹴ったりすることもわかる。しかしながら、カーっとなって灯油をまくというのはあまり聞いたことがない。

その2 夫婦
この狂気の夫婦の年齢を見てびっくりした。過激な夫婦喧嘩というのは同級生夫婦、すなわち年齢が近いと大喧嘩しやすい。もちろん例外もあるが。年の差カップルはどちらかが諦めたり引いたりして大喧嘩にはなりにくい?? と思うのだけど。

その3 死んだ息子が20歳
人生で一番元気な年齢でもある。2階から飛び降りても、骨にヒビぐらい入るだろうが大怪我することもない。それがである。灯油をまくくらいの大騒ぎの夫婦喧嘩をしているにも関わらず、さらに火の手が上がっているにも関わらず、焼死するだろうか。死因が焼死ということは体全体に火が回っていたことになる。その時まで寝ていられるのだろうか。

その4 仮説
つまり不自然な夫婦喧嘩、そして息子の焼死には全く別の必然があったのではないか。
こんな仮説は私が偉そうに書くまでもはなく、誰もが不自然だと感じる。実際警察も感じているようで、殺人容疑で捜査を開始したとニュースで見た。どんな事実がでてくるのか。

クルマの「キーの電池残量が残りわずか」の怪

12月車検だった私のトヨタのコンパクトカー。とは言ってもダイハツOEMだが。
車検から上がってきてしばらくすると、メーターの画面にアラート。

うーむ、ピッタリ3年で電池切れか。うまくできているな。
ただし、いくつか資料を見ると2年交換という文言があった。長持ちしたほうか。
頭の良い私は妙案が。
そうだ、キーロッカーの中にスペアキーがある。あれはまだ一度も使っていない。これであと2年は使える。と、ロッカーを探すと新品のスペアキーがでてきた。
翌日、このキーで買物に出かける。そしてエンジンを切るときに驚愕するのである。
画面に「キーの電池残量が残りわずか」が表示された。嘘だろ。ともう一度エンジンをかけて確認してもアラートが出る。

ここでポイント、使ってなくてもカードキーの電池は減る。

電池は2032、家電店で税込み400円、100均でも買うことができる。我が家は郊外でも田舎の方で近くに100均がない。そこで、アマゾンで購入することに。ついつい中華製のいかにも粗悪なものを選んでしまうクセがある。税込み送料込みで10個600円ぐらいだったか。
数日後、電池交換。youtubeでやり方を確認、5分もかからず交換終了。
翌日、このキーで買物に出かける。そしてエンジンを切るときに驚愕するのである。
画面に「キーの電池残量が残りわずか」が表示された。嘘だろ。ともう一度エンジンをかけて確認してもアラートが出る。

うーむ、悪夢を見ているようだ。
取説を見てもディーラーのサービスに聞いても、電池交換すれば復帰するはずだと言う。
とすれば、あの中華製の電池が粗悪品だったか。
万策尽きて、休日にディーラーへ。症状を確認してもらって、スペアキーと2つとクルマをメカニックに渡した。
10分ほどでキーを2つ受け取る。メモがついていて電池の残量電圧が書かれていた。交換した方は3.0V、古い電池は2.8V。古い電池はたしかに消耗していたわけだが、交換した電池は指定の3Vである。ただし、本当の新品電池は指定電圧より少し高めに出るはず。そのへんはさすが中華製である。
中華製電池は長持ちしないというのは本当のような気がした。
原因を調べているので、少し待ってくれとトータル30分近く待たされた。
そして、担当者が一枚のプリントを持ってきた。

かいつまんで言うと、クルマはメインキーとスペアキーを認識するらしい。
つまり、もし私がメインキーの電池切れに気づき電池交換をしていれば、サービスの担当が言うようにもとに戻るはずだった。ところが、私はスペアキーを取り出して使ってしまった。そこでクルマのシステムが混乱してしまったというわけだ。
実際、電池切れのキーをもう一度使えばもとに戻る(戻った) という簡単な解決方法だったのだが、こういう文書が存在するということで、もともとのプログラムエラーということになる。

ポイント
ダイハツ製のクルマは、特に大きな不満はないのだけど、ちょいちょい作り込みの甘さが出てくる。

ワイドナショー、今田の話

ドナショーは松本不在だったが楽しめた。
その中で、少子化対策についてのやり取りは良かった。
金銭面以外にも、仕事と子育ての両立に無理があるなど意見が出た上で「これを聞いた若い人たちは子育てしたいとは思わない」というすごく当たり前な意見。
何かを無料化するとか、月に5000円もらえるから子育てしようという感じにはならない。
さらに、財源もはっきりしないことから、防衛費のように本気でやるつもりもない。
さらに、今の対策が生きてくるのは20年後ということもわかっていないだろう。
と、子育ての経験も興味もない私には新鮮なやり取りだった。
保育園無料、医療費無料、給食費無料、授業料免除、5000円補助金と次々に少子化対策すると言ってその分大増税となれば、結局プラマイゼロではないか。つまりお金の話をしても前進しない。

そもそもの少子化の原因の一位は女性の社会進出。女性もフルタイムで働くこと。そこで、いくら有給休暇をもらえたとしても、その分の仕事を誰がするのかを決めていない。子供が熱を出して早退しても、なんとかなると思っているところに女性の社会進出を認めていない。女性はパートさんで代わりのパートさんを入れればいい、という感覚が根強くある。子育て休暇の制度だけではだめなことぐらい、東大を出た役人や議員ならわかりそうなものだが、わからないのか。
一度、役人や議員に市役所でも企業でも出向してもらって、自分の部署で女性が「子供が熱をだした」と休まれたときの大変さを経験してほしい。
私だって、帰りに保育園に迎えに行かなければ、とか、スーパーで買い物して夕食作らなければならない、のに、今日の増えた分の仕事は定刻に終わるのか。という子育ての世代の気持ちが本当にわかっているのか。

話はズレるが、ヤフーニュースでも度々取り上げられるPTA役員問題。
PTAなどそもそもお母さんは主婦である、というのが前提条件。女性の社会進出などこれっぽっちも考えていない。それを平等にという錦の御旗で輪番制にするものだから、仕事を持つ母親たちには大変なストレスなのだそうだ。昼間、家事以外にやることがない人がやればいい、と仕事を持つお母さんたちはみんな思っているのだろうな。

もう一つ、ワイドナショーで今田が「私はこれまで好き勝手に生きてきたから、結婚して、子育てで多少窮屈な思いをしても我慢できる」という発言に大いに同意した。幸せというのは窮屈なものなのかもしれない。
鎌倉殿でも権力を握った人たちが幸せそうには見えない。いつも何かに怯え何かを攻撃することばかり考えている。お金や権力は取得する魅力はあるが、取得したあとに幸せになることはほとんどない。

老後の楽園みたいな番組がある。60歳で会社をやめて、やりたかった〇〇店を開業、それなりに繁盛したとしても、10年も続かないだろう。施設の老朽化、客の減少、体力の限界で結局たたむことになる。若い頃からずっとやりたかった〇〇の店、夢がかなったあとが怖いのである。もちろん、そんな話を番組でするわけもない。幸せとは簡単に手に入れてはいけないものなのか。

国鉄色と雪山遭難


先日、武蔵野線に乗ったとき、EF65国鉄色を見た。
この写真は去年京都駅で撮影。
余分にお金がかかるというのなら仕方がないが、たいして変わらないというのなら国鉄色の塗装のほうが花がある。

この113系はあまりにも惨めだ。東海色でもスカ色でもいいから国鉄色にしてくれないかね。

天気予報を見ていた。
アナウンサーが「今日は寒かったですね」と予報士に言うと「耳が痛いです」と答えていた。
今日の予報は雨、これはあたったのだが最高気温17度というのは大外れ、都心も私の住む郊外も8度くらいだった。
それでも最低気温もその程度で、昨日までの氷ができるような寒さは無かった。
ニュースではあちこちの山で雪崩の被害がでている。そもそも真冬の雪山に入るということは「死んでもいい」という意思表示。危険極まりない話だ。さらに寒波のあとの寒さが緩む昨日今日の予報。雪崩の危険がMAXなのに雪山に入るのは自殺志願と同等ではないのか。
遭難するのは仕方がないことである。捜索活動費用を本人家族が負担すべきである。そうでなければ、それなりの入山費用を徴収すべき。金を取られるのが嫌なら、死ぬのが嫌なら、真冬の雪山に入るべきではない。
何故無謀な行動を取る人たちが被害者みたいな扱いで正当化されるのかわからない。私から見れば雪山で遭難する人と女性を盗撮で捕まる人と同じに見える。どちらも間違った趣味趣向の行動だから。

ジェフ・ベック死す

ジェフ・ベックが死んだそうである。
ヤフーニュースでは死因についてあれこれ書いていたが78歳はまあ平均的寿命ではある。
昭和のロックファンにとっては3大ギタリストは必須である。なんだけど、私は3大ギタリストを語るには少し若い、そして少し浅い。そういう少し外れた私からみると、エリック・クラプトンはレジェンド、ジミー・ペイジはメジャー、ジェフ・ベックは挑戦者というイメージ。私の中学生ぐらいの時期にレッドツェッペリンが不動の人気、アコースティックギターの愛好者も天国の階段を完コピに精出していた。
70年代も後半になると、ブラックコンテンポラリーがメジャーに出てきて、スティビーワンダーやEWFが、ドナ・サマーやスリーディグリーズ、そしてQUEENなども16ビートをヒットさせていた。そんな中で古風なイギリスのハードロックの3大ギタリストのジェフ・ベックがファンキーなアルバムを出して世間はヒックリがえった。(ちょっとおおげさか)
3大ギタリストをようやく覚えた程度の私にとっては新しいロックだった。
50歳前後になって改めて名作の「ギター殺人者の凱旋」を購入した。
原題名はブロウ・バイ・ブロウなんだけど、この訳の分からない邦題を知っているのはその時代に生きた私だからか。そもそもヤフーニュースで「ベック氏」と書いてあったが、それでギタリストのジェフ・ベックとすぐに分かるのも60歳以上か。

もう一つ
この当時、FM放送は音楽番組のみ。そんな中でロックの番組で人気があったのが渋谷陽一。多分彼の番組だと思うが3大ギタリストの聴き比べ特集などやっていたっけ。さらに、学校に行くとロックに詳しい奴らが読んでいた雑誌、ミュージックライフ、その人気記事の種別人気投票をワクワクしながら見ていたっけ。ギタリストでジミーペイジが上位キープ、ブライアンメイやデヴィッド・ギルモアが上がってくると「やっぱりね」などとしったかぶって話ていたのを思い出す。
人によって感覚は違うのだろうがビートルズの後期1965年からマイケル・ジャクソンが全盛期になる1985年ウィー・アー・ザ・ワールド辺りまでの20年間がロック、ポップスの黄金期だとずっと思っている。
今の音楽のすべてがこの辺で生まれている。ちなみに日本では赤い鳥やはっぴいえんどからオフコース解散、松田聖子全盛期まで、やっぱりすごい時代だった。