VW 新型T-Cross 試乗


久々の新型車試乗である。
今となっては私も購入した人気の1Lクラス小型SUVである。
ロッキーライズは5ナンバーにこだわったが、それは珍しい例。
だから私も興味を持ったわけだが。
T-Crossはしっかり3ナンバー。全幅1760mm。
おかげでバランスの良いデザインになった。
早速試乗してみる。
いつものことだが、VWのシャーシはきっちりしている。
サスペンションがしなやかに動いてボディは極めて安定している感じ。
不快な振動がボディを伝わってこない。
国道に出てアクセルを踏んでみる。
ターボ特有のグッと来る加速感は無い。
ウルトラスムーズな7速DSGはなんと2000回転以下でシフトアップしている。
ところがスピードメーターはいつの間にか法定速度を越えようとしている。
すごい加速ではないが、ふたまわり大きいクルマに乗っているような。
DSGをSレンジにするといかにも1Lターボの加速になる。
ロッキーライズより20馬力弱パワーがあるのだけど200kg以上重いので
軽やかな感じが薄い。
足回りは扁平のいいタイヤを履いているが、コーナリングは中庸な感じ。
もちろんVWの最新型なので、国産のライバルと比べると国産車が可愛そうだ。
ロッキーライズもしっかりしたシャーシ、硬めのサスで運動性能は良いほうだが
100万円の違いはそれなりにあると思われる。
いよいよヨーロッパも日本もCセグメントまでは1Lターボという時代になった。
ポロゴルフに代わってコンパクトCセグメントのランドマークになりそうだ。
もう一つ
試乗プレゼントか新型車記念でVWのチョコをもらった。
これがブランド品だそうで、嫁さんは喜んでいる。
確かに蓋を開けるとチョコのいい匂いが漂う。
ワーゲンの形もカワイイ。