雪のない大雪のニュース

関東地方に大雪の予報が出たのは先週だった。
日曜日にも降ると言っていたが空振り。
昨日の夕刻のニュースでは大変なことになる、とまるでこの世の終わりのような報道。
ところが天気予報では人口の多い地域での積雪、降雪は予報からハズレていた。
それでも天気予報のおじさんやお姉さんたちもアナウンサーも
降らない予報なのに大変だからくれぐれも注意してと連呼。
大雪ニュースでマスコミが何故か大好きな八王子でも降らないのに
そもそも大雪のニュースと名付けるのはいかがなものか。
空振り感を防ぐため、わざわざ山の中の箱根やすでに関東ではない河口湖まで行って
大変な雪です、と数センチの雪をすくって見せる。
有名大学を出てテレビ局に入ってまがりなりにも報道を仕事としている人たちが
こんな間抜けなニュースを作っていていいのだろうか。
雪は降りません、生活に影響ありません、と潔く言うことはできないのかな。
戦時下は軍部に報道規制がされていたわけだが
今は何に縛られてフェイクもどきのニュースを垂れ流しているのか。
それよりも
大分や四国で災害級の大雨が降ったというニュースのほうが余程興味がある。
遠いところに行くのは面倒くさいみたいで、近場で温泉がある箱根や河口湖でお茶を濁している。