アフガン医師銃撃

献身的な行動で多くの人を助けていた中村医師が殺された。
紛争地域にいる以上常に危険とは隣り合わせである。
奥様も「いつかこうなるかと」とコメントしていた。
気になるポイント
写真を見て驚いた。
私の愛車でもあるハイラックスではないか。
それもホワイトのピカピカの新車である。
周囲の車を見ると古くてホコリだらけのものが多い。
不安定な地域ゆえ、ピカピカの高級外車に乗っていれば目をつけられる。
気になるポイント
目をつけられると思わなかった理由がある。
それは医師のこれまでの功績、崇高な志である。
何度も表彰されているし彼を尊敬する人も多い。
だから自信を持って行動すると、用心して行動するは違うのではないか。
テレビの救急医療の番組の話になったとき医療関係者の友人が
「あれは周りが困る。受け入れるのはいいにしても
救急処置が終わると、外科や内科に患者を丸投げ。
自分たちは次の受け入れ、周囲はその後始末をすることになる。」
と言う。
寝食を忘れて救命するのは素晴らしいことだが
一部の医師はその崇高な行為に酔っているのでは、ということらしい。
ブラックな職場というのは一部のすごく仕事のできる人が引っ張る。
それほど能力のない人たちはついていけずにアップアップになる。
するとその人達に「なぜもっと頑張らないのか」と言う訳で。
中村医師の素晴らしいところは、周りを巻き込まない、丸投げしない。
医療だけでなく用水路建設でも自分で活動、重機を動かしたりしていたそうだ。
仕事は丸投げ他人のせいにして、自分は選挙区でいい顔したがる政治家と真逆だ。