NHK首都直下型地震特番

昨日からこれでもかと、似たようなネタを繰り返しオンエアしている。
チコちゃんでは働き方改革とかでCGチームを休ませると言っているが
こちらではフルCGの割とちゃちな映像が見られる。
まず根拠となっているのが、どこかで発表した
首都直下型地震発生確率30年で70%、という数字。
これを錦の御旗よろしく、ある程度の人なら想像できる話を繰り返す。
まず確率。
30年で70%ということは15年で35%である。
ということは5年で13%。
実は思ったより確率は低いのである。
これでは面白くない。
そこでレンジを大幅に伸ばして70%まで引き上げたということだ。
ここ数年の自然災害の恐怖は台風や豪雨である。
こちらは1年以内に90%の確率だ。
地震は予知や予報はほぼ不可能だし、起きてしまえばなるようにしかならない。
その上、確率は1年以内なら2%台である。
準備に越したことはないが、どんなに準備していたところで
一定以上の揺れになれば家は壊れるし、火事になれば燃えちゃうしどうしようもない。
個人の問題というよりは、政府や行政の問題なんだろう。
NHKが片棒担ぐ理由はそのへんにあるのだろうね。
せいぜい火の用心して、停電に備えるくらいしかできないね。
各地に広がる木造住宅密集地域の心配をしていたが
住んでいる人に建て替える余力がないのだからどうしようもない。
火災が起きたら江戸時代の火消しが出てきて周りの家を壊すだけだ。
それが嫌なら燃え広がるのを見ているしかないではないか。