台風とノーベル賞

台風が我が家に向かっている。
最新の予想図を見ると少し南にそれてきたようだが。
前回の15号のときもひどい目にあった。
我が家は高台なので水の心配はないのだけど
高台ゆえ風はきついのである。
もう少し南にそれてもらって風の被害を少しでも少なくしたい。
これは千葉の人の共通の願いでもある。
もう一つ
日本人がノーベル賞というニュース。
私は少なからず化学に関係する仕事をしているゆえ…
学生に多少なりとも講義する必要性がある。
受賞のニュースが流れた夜、ニュース9を見ながら
ネットでリチウムイオン電池の勉強をすることになる。
化学で勉強するイオン化傾向と電池の電極の関係。
周期表の左上の金属が電子を出しやすい。
反面、そういう金属は反応性が高すぎて扱いが難しい。
この辺が吉野氏の研究課題になったわけだ。
ニュースで吉野氏の生い立ちが紹介された。
大阪出身、府立北野高校、京都大学とある。
北野高校といえば大阪では名門。
近くは橋下徹山田五郎有働由美子
森繁久弥手塚治虫などの才人もいる。
京都大学は誰もが知る難関校。
一冊の本から化学に興味を持った、という話だが
それ以外の多くの優れた要素のほうが必要のようだ。
大きな夢を追いかけるのに勉強も大切である。
方程式や化学反応式ぐらいは習得したほうがいい。
そういう私も偉大な研究者を目指していたが挫折した一人である。