日本の通勤路線、混雑ワースト10

9位(同率) JR中央線快速
区間:中野→新宿
9位(同率) 東急田園都市線
区間:池尻大橋→渋谷
8位 JR埼京線
区間:板橋→池袋
7位 JR南武線
区間武蔵中原→武蔵小杉
6位 JR京浜東北線
区間大井町→品川
5位 日暮里・舎人ライナー
区間:赤土小学校前→西日暮里
4位 JR東海道線
区間:川崎→品川
3位 JR総武線各駅停車
区間錦糸町→両国
2位 JR横須賀線
区間:武蔵小杉→西大井
1位 東京メトロ東西線
区間:木場→門前仲町
というヤフーニュース。
最後に付け足しで「ワースト10は全て首都圏でした。」というのが泣かせる。
私らは一番ゴミゴミしたところで生活しているということだ。
地方都市どころか、大阪名古屋の人にもこの混雑地獄はわからないということ。
通勤通学時間という調査の設定だが夕刻にしても、夜の10時過ぎにしても
信じられないくらい混んでいるのである。
記事では、混雑を助長しているのが川崎の武蔵小杉。
あの区域に異常に人が集まり各路線が混雑しているとのこと。
千葉県西部や東京多摩地域に昭和40年前後に乱立した団地。
今となっては独居老人や外国人の集まりとして悪いイメージ。
いずれ武蔵小杉もそうなることだろう。
先輩の千葉県西部は東西線総武線総武線快速
さらに常磐線と(常磐線はなぜかランクインしなかったが)
悲惨な混雑である。
さらに千葉から都心に向かう京葉線武蔵野線も恐るべき混雑。
運賃は高額だが、北総線を選びたくなる。
東葉高速は運賃が高い上、大混雑の東西線総武線と接続。
ダブルパンチである。
東京横浜間はもともと人口の多い区域だったが、東海道線横須賀線
京浜東北線の複々々線輸送量が多いこと、さらに競争で京急と東急がいたため
混雑はそれほど問題視されなかったが、武蔵小杉が話題になると
周辺の交通混雑は千葉西部と同等になったというのが興味深い。
今の所、埼玉からは京浜東北線、東北高崎線、埼京線と以前の東海道線のように
複々々線の体制でランクインしていないが、戸田や浦和や川口近辺が再開発されれば
武蔵小杉の二の舞になる。
そしてその後は高島平や多摩や常盤平のように空き家や老人問題に苦しむ街になる。
東京近辺に住む人達はシロアリみたいなものだな。
美味しい木材を食い尽くすと次の家に向かう。
たくさんのシロアリがいなくなったあとには廃墟が残る。
おしゃれな街、住みやすい街なんていうのは、実は絵に描いた餅だな。
と、偉そうに書いているが、私もこの混雑区域に住んでいるわけで。(苦笑)