京浜急行

横浜で大きな鉄道事故があった。
ポイントを整理してみた。
その1 原因ははっきりしている
ニュースを見ていると京急の安全対策云々。
そもそもが勤務1年未満のおじいさん運転手の狂気がもたらした事故。
大型トラックを線路際の路地に入れて出られなくなったというのが原因。
その2 NHKの姑息な論調
京急といえば品川横浜間でJR(国鉄時代から)と競争していた経緯がある。
快特として120キロ運転もしている。
それが危ないという論調で放送していた。
むりやり地元の老人に「あぶない」と言わせていた。
高速運転が危ないというのなら、新幹線から高速道路まで全否定だな。
その3 客の死者ゼロ
大型トラックとぶつかって脱線したにも関わらず、死者ゼロ、重傷者もいない。
思うに京急のフォーマットがある。
標準軌で車体に対してゲージが広いのである。
カーブなどの安定感があるだけでなく外力に対しての車体の安定性もいいことが証明された。
テレビで専門家が言っていたが
京急は先頭車をモーター車としている。
そのほうがトラクションをかけやすく加速や制動の性能が上がる。
したがって、先頭車は脱線してあそこまで傾いているのに転覆しなかった。
JRの狭軌の先頭車両なら間違いなく脱線転覆だ。
乗客を守ったことになる。
その4 復旧まで
事故現場を中心に折り返しができるのは川崎と上大岡しかなかったということか。
ただしこの区間は先程書いたJRとの併走区間
利用者はなんとか振替で移動できたのではないか。
現場も明日の夕刻には復旧するとの予測。
鉄道は施設が単純にできているので路盤がなくならない限り復旧は早い。
その5 鉄道事故
鉄道事故は多くの死者を出す大事故になりやすい。
昭和にはこの近辺では東海道線鶴見事故が起きている。
今回は単独で多重事故にならなかったのが幸いだった。
関東の私鉄で事故による死者は中目黒事故が最後だったような気がする。
これからもわけのわからないトラックの妨害があっても
安全運行を続けて欲しい。