九州豪雨災害

今年もまた九州で豪雨災害が起きてしまった。
これからは『令和○年九州豪雨災害』と言わなければならないくらい
毎年のように発生しているのも問題だ。
さらに今回の問題として工場からの油流出。
そうでなくとも、災害復興は大変な手間がかかるのに
油で汚染されたとなると、その大変さは想像を絶する。
ここでポイントとなるのは、これが自然災害か人災かということ。
低地にある、もしくは川沿いにある工場は水害にあったときに
汚染物質を出さないシステムがあるかどうか。
そしてどこまで事業者に責任を取らせるか。
3.11では海沿いにあった重油タンクが破壊されて汚染が広がった。
しかし、それを事業者の責任とする声は聞かなかった。
福島の原発が破壊されて放射能汚染が起きたときは
東電に莫大な債務を負わせている。
もし東京の荒川が氾濫して下町が浸水したとき
町工場から流れ出る汚染物質はいかほどのものになるか。
何十年もかけて浄化してきた東京湾は死の海になるだろう。
話がまとまらないが、温暖化のこのご時世に大雨の水害は避けて通れない。
浸水したときの対策を法令化するべきではないか。