梅雨


6月も終わりである。
梅雨も折り返し地点。
データを見ると関東では平年より多い降雨量とのことだった。
西日本では梅雨入りが大幅に遅れていた。
ようやく梅雨入りと思ったらいきなり梅雨末期の豪雨の様相に。
何度もここで書いていることだが、温暖化の影響で
これまでの四季の移ろいを感じることができなくなってきた。
一昔前までは学校の運動会といえば9月から10月の体育の日というのが定番だったが
この時期の残暑がひどくなり、5月に移動した学校が多い。
ところが、今年の5月の連休後の週末は30度前後の真夏の暑さが連発。
9月と変わらない。
中高生の制服も、夏服期間は5月から10月まで広げている。
関東から西側の都市部は温帯地域では無くなったということだ。
日本はGDPに対するCO2排出量の割合は比較的小さく、
エネルギー効率が良い国と言えるわけだが
実際の総排出量は世界の上位であることには変わりない。
原子力の代わりに火力発電がエネルギーの大半を担うことになり
CO2排出量を増やしている。
その制裁措置として毎年のように豪雨災害が発生して多くの命と財産を失う。
金の亡者たちにはそんなことは関係ない。
少しでもエネルギーを使ってお金を稼ぐことばかり考える。
老後に2000万円の貯蓄が必要だとは言うが
2000万円かけなくても良い生活をしようとは金の亡者は絶対言わない。
できればネットなどに表示されている3500万円ぐらい使ってほしいようだ。
地球環境ではなく日本環境も守れないで、金の心配ばかり。
さて本題。
昨日からの予報通り、西日本に線状降水帯が現れている。
まだ猛発達とは言えないようだが、去年の大災害の気象条件に近いらしい。
おおごとにならなければよいが。