米中の経済摩擦と株安

10連休中のトランプの一言で連休明けから株安である。
アメリカのダウは少し落ち着いているが
日本市場はそれほどの体力はない。
アベノミクスは大企業と金持ちの政策である。
富の集中があるから、彼らが儲かることが日本経済とイコール、
のハズだったが、そんな経済感覚では本質的な経済成長は望めない。
それでも株価が上がったからいいじゃないか、という見方もあるが
結局、米中の経済摩擦の影響をまともにかぶった格好になっている
ということは、良くなかったということ。
物価だけ上がって賃金は上がらない。
人手不足なのに働かない人たちは増加している。
金儲けの数値ばかり気にして、人のことを考えないという
まあよくある裸の王様的な政府なんだね。
人の気持や教育を軽視した結果が人手不足なんだな。
金儲けに適さない労働者を排除してしまった。
その結果第一次産業が衰退して後継者不足、さらに
いろいろな自給率を下げてしまった。
それを中国から安く買えばいい、と舵を切ったから
経済的には問題なかったが、実質は衰退である。
職業からやりがいが取られて金のためという概念が尊重され
ドロップアウトを増産した。
人々の笑顔のために、なんて言葉は死語になりつつある。
世の中は消費税増税延期に流れるのだろうか。