600万円のクラウンの商談


友人がいないので休日は嫁さんとスーパーへ行くか
カーディーラーへ新車を見に行くかしかない。
今回はちょいと点検の用があってトヨタ店へ。
何やらクラウンのイベントをやっているという。
現行クラウンのときに試乗したのでそれほど興味はなかったが
今回のイベントは走りではなくて付加価値の方。
車庫入れと縦列駐車の自動運転だそうである。
営業所の駐車場の一角で実験開始。
例のなんとかビューモニターのカメラを使って白線や車間を検知するという。
ギアをバックやドライブに切り替えるのは人間だが
あとは機械がやってくれる。
車庫入れのとき、少し右によっているかなと思った瞬間
ちゃんと切り返しの微調整をしてくれる。
これからは自動運転の波はさらに高まるのか。
先日池袋で狂った老人のテロ運転があったばかり。
だからこういうクルマが安心だという論調なんだけど、ちょっと違うよね。
狂った老人に運転をさせることは自動運転と結びつけるべきではない。
確かなアクセルブレーキハンドルの操作の上に自動技術はあるべき。
狂った老人はタクシーに乗るべきだ。
と、話を戻して。
クラウンの商談。
なんと値引きしての600万円である。
もちろんRSの上級モデルなんだろうけど。
残価設定は3年で50%。
セダンとしてはなかなかだが、1年で100万円の減価償却は大きいなあ。
などと、なんとなく買う気になっている。
馴染みの営業マンも私が買うようなクルマだとは思っていない。
買う気がないから、商談をしないというのは間違い。
ある程度、デキが良いクルマならどのくらいの予算で買えるのか聴いておくべき。
また営業マンも買う気がない客に少しでもその気にさせる技術を磨くべき。
300万以上のクルマなどもともと贅沢品、趣味のもの。
このくらいの真剣な遊び心がなければいけない。