日産自動車臨時株主総会と737


なんと、日産自動車の株主である。
きな臭い株主総会の案内状がきた。
株主総会など興味もないのだが、この議案書は惹かれるものがある。
年度初めの忙しい時期、簡単に行けるはずもないが。
もう一つ
ボーイングの最新鋭旅客機「737MAX」が相次いで墜落事故を起こした問題
相次いで、というのは的確な表現なのか。
エチオピアインドネシアというのが引っかかる。
できるだけ、言語などに左右されないように航空機の運航システムがある。
整備についても同様のはずだ。
日本でも60年代から70年代に多くの事故を経験している。
そして85年に大事故、それ以降、墜落のような事故はほとんど起きていない。
山崎豊子も表現したように、システムとは別に安全に対する会社の考え方もある。
優れたシステムも運用が正確になされていなければ意味がない。
そういう意味で、個別の機体の問題というよりは
会社や人材の安全への取り組みの問題もある。
最新鋭機には最新の整備や操縦のシステムが必要なわけだが
先進国より少し後ろにいる国は追いつけていないのではないか。
ここからは私の勝手な意見だが
今の航空機はパイロットにマニュアル通りの操作が要求される。
カンで操縦する古き良き時代の操縦技術や経験は重視されない。
ところが後進国パイロットの多くは空軍あがりだという。
されもアナログ計器の機体の操縦で優秀だった人たち。
マニュアルなど見なくてもだいたい分かるというおじさん特有の過信が
事故につながったのではないかと思っている。
ちなみに自分のクルマでも使ったことがないスイッチがいくつもあるし。