LCCを使ってみてわかること


久々にLCCを利用した。
いつも使っている人にはどうでもいい話なのでスルーして下さい。
成田にも那覇にもLCCターミナルが充実??ということでちょっと楽しみに。

その1 成田空港第3ターミナル。
第2ターミナル、もしくは第2ビル駅から20分以上歩くとのこと。
シャトルバスもあるとのことだが、物は試し、歩いてみた。
基本的に通路は外。
沖縄に行くので薄着で来たが、直接風に吹かれることもない。
通路は約600m、8分ほどで第3ターミナル入り口に到着。
バスだと5分だと言うが。子供や荷物がなければ歩いたほうが早いことも。

その2 LCCカウンター
すべての荷物をチェックして持ち込み確認テープをつける。
大きさと重さ。
大きさは理解していたが、重さは見落としていた。
ハンドバッグも入れて7kg。
でかい望遠レンズを持っているのですぐに引っかかる。
荷物を預けろ、と言われて指さされた方向は長い列。
カウンターはある意味丁寧に、ある意味ダラダラと対応。
その一つに有料ということがある。
LCCは基本料が安い代わりに、難癖つけて金を取るというシステムだ。
それより荷物を預けるために20分並ばされる。
いい加減にしろ、出発時刻が迫ってきた、というところでカウンターがもう一つ開いた。
スムーズに、という気持ちがまるで無い。

その3 搭乗
セキュリティエリアに入るとまあ普通の待合室。
LCCは基本的に沖止めでタラップで乗る。
歩いていくのもあればバスで移動もある。
これに関しては安いツアーばかりの私なので、そんなものか、と思うだけ。
それより地面から航空機が見られるのはラッキーと思う。

その4 フライト
今回のLCCは往復とも定時運航。
LCCはすぐに遅れると思っていたが。
座席が狭いのは180cm以上の私には辛い。
沖縄便だと3時間。
帰り道は割増料金で1Aの最前列にした。
ちなみに事前の座席指定も普通シートで500円取る。
足元が広いシートは1000円。
なんでもカネである。

その5 那覇空港LCCターミナル
ここで怒り爆発である。
もう2度と利用しないと思わせる酷さ。
那覇空港を着陸すると、JALANAのターミナルを素通り
国際線ターミナルも素通り、この先なにがあるのかといえば
貨物ターミナルである。
飛行機は貨物ターミナルの前で止まって、タラップを降りたら
ターミナルまで歩いて行けと言う。

中も天井が高い倉庫である。
私らは荷物扱いである。

その6 那覇空港LCCターミナルに缶詰
荷物を受け取りロビーらしきところに、人がたくさんいる。
最初はなんでこんなにたくさんいるのかわからなかった。
全員、シャトルバスを待っている行列。
しばらくしてようやく理解した。
ここは空港貨物倉庫、セキュリティエリアにいる。
だから、倉庫ターミナルの前のフェンスから出られない。
出るためにはバスに乗るしかない。
バスに乗ったのは40分ぐらい待たされてから。
知っていればすぐに列に並んだのだけど。
それでも30分近くかかる。
バスに乗ってからも、人間用の那覇空港ターミナルまで10分ぐらい。
飛行機を降りてからすでに1時間たっている。これは酷い。
LCCの乗客はここまで完全に拘束されている。

文句はさらに続く。