帰省客や観光客などおよそ2000人が空港で一夜を明かしました。
というニュース。
随分前から年末年始に寒波の影響がある、という予報が出ていた。
それでも飛行機で北海道に向かったのだから仕方がない。
などと、私が言うまでもない。
誰一人、騒いだり、仮病を使って救急搬送ということもない。
子供まであきらめムードで横たわっていた。
すでに覚悟の上で千歳空港にいたということだな。
悟りの境地である。
私などはせっかちで我慢ができない性格。
以前、夏秋に飛行機で旅行を計画した時、台風が接近の予報。
4回ぐらい、事前キャンセルした記憶がある。
君子危うきに近寄らず、である。
空港で何十時間も過ごすことに苦痛を感じないのであればそれもよし。
嫌ならリスクの大きいフライトや旅行は避けるべきだな。
家でゴロゴロしているのも、笑ってはいけないをじっくり見直すのも悪くない。
もう一つ
本日、私が部分日食の写真をブログにアップしたところ
後輩などから「何の写真ですか、何かあったのですか、月ですか」などとラインが。
夕刻のニュースでも、「観測会が開かれ25人が集まった」という。
25人が集まった集会をテレビで放送するか??
つまり世の中の人は、日食など興味が無いのである。
もっと言えば、自然現象など興味が無いのである。
私が日食を観測している時、近所のマンションなどのベランダで
日食を見ている人は一人も見られなかった。
太陽が欠けたところで生活に影響がない。
消費税やインフレの方が余程影響がある。
目先のお金や食べ物にしか興味がないというのはいかにも。
自分が悪い病気になって、細胞だとか免疫とか医者から言われるまで
自然科学には興味がないということだ。
ここで誤解しないで欲しいのは、科学を理解習得しているということではない。
興味があるかどうかということだ。
「うちの子は理数系ができなくて」と嘆いている親を見かける。
親が自然科学に全く興味が無いのに、子供だけ興味を示すというのは稀だ。
せめてテレビやネットニュースに出る自然現象ぐらいは子供と話をしたいものだ。